詰碁をやるとIQは上がるか?
viking氏のエントリ
http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=1753
と,ここで紹介されているShuzo氏のエントリ
http://swingybrain.blogspot.com/2008/05/blog-post_17.htmlより.
viking氏のエントリではコメント欄で将棋の話が出ているけど,碁でもプロとアマの読みは別の生物かと思う程の差がある.ワーキングメモリの容量の差が読みの力の差につながるのであれば,読みの訓練=詰碁をやったらワーキングメモリは増えるのか,というかそもそも「読みの訓練」って実は「ワーキングメモリの訓練」なんじゃないの,そしたら詰碁で「問題解決力」というものが(自分でも何を指すのか分からないで書いてるが)鍛えられることに!
ただ,プロ棋士といえども記憶の容量は(ワーキングメモリとは違うかもしれないが)一般人と変わらないという実験結果も報告されているので,おそらくこれは結晶性知能の強化が強さの正体で,流動性知能は不変という主張を支持する意見になるんだろう.
- 作者: 羽生善治,松原仁,伊藤毅志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/08/24
- メディア: 単行本
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チェスではこれとか(全文は有料)
ただ,プロ棋士ってもうあまりにも上達しすぎて,流動性知能に頼らない読みを身に付けた後なんじゃないかなあという気がする.アマチュアは毎日詰碁やったら流動性知識も結晶性知識も伸びるんじゃないかな?