2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

GTPの解釈と適当な対局エンジン

前回,KGSのサーバに接続するところまで出来たので,次はいくつかのGTPコマンドに対応させて,適当に打つプログラムと対局させてみた. GTPは"command arg\n\n"の形式で文字列として送られてくるので,strstr関数を使ってcommandを見つけ,返答を用意する.…

接続プログラムの試作

図書館というものがあったことを思い出して,WinSock2の解説書を借りてきた.むやみに買う前に思い出せばよかった・・・WinSock2プログラミング―Windows Sockets APIによるネットワークプログラミングのすべて作者: ルイスナッパー,Lewis Napper,江村豊,トップ…

入門書探し&いきなりつまづく

囲碁プログラムを作るための環境はVisual C++ 2008 Express Editionsを使う事にする.VC++は2005の頃に少し使った程度で一から始めるも同然なので,とりあえず入門書を探す.Windowsプログラミングの入門という事で,Win32APIの入門書も合わせて注文した. …

とりあえず何を作ればいいのか

KGSで通信対局をするためには,自分は何を作ればいいのか.安直な発想としては,GTPを扱う部分,思考ルーチン,GUIの3つの部品に分けて作る形.とりあえず昨日のkgsGtpを使った接続テストと並べて図にしてみる. さて,プログラムとkgsGtpをどうやってつ…

CrazyStone,8子局でプロに勝利

YSSと彩のページの掲示板より.FIT2008のイベントとして青葉かおり四段とCrazystoneが1手30秒の8子局を行い,CrazyStoneが中押し勝ちしたとのこと. 公開されるイベントでプロが負ける光景をこんなに落ち着いて受け止めるというのも2年前なら考えられな…

 手作業でKGSにGTP接続してみる

囲碁プログラムを通信対局させる目標に向けて,通信を行う環境を確かめる.まずはKGS(KGS Go Server)でプログラムを対局させる為のkgsGtpをダウンロードし,対局プロトコルとなるGTP - Go Text Protocolをざっと読んでみた. kgsGtpをつかったサーバーとの通…

ネットワーク上で対戦する囲碁プログラムを作っていく(思い付き)

自分で囲碁プログラムを作ろうとは何度も思い立つのだが,特に目標もなく誰かに見せるわけでもなかったためいつも計画倒れに終わった.そこで,具体的な目標と,作る過程を晒して自分の尻を叩いてみることにした. 目標 KGSの対局ロボットとして登録できるも…